播磨屋店主(ピエール瀧)なにやってくれちゃってるの~!
大河ドラマ「いだてん」第10回の16日(土)再放送はテロップつき?クリーンなドラマに、人間の深淵がかいま見えるような色を足さなくても。
あんなに才能あって、仕事絶好調でも満たされないって。その人じゃなきゃダメといわれたくて、多くの人がもがくのに。成功も手にいれると、色あせて見えるものなんでしょうか。
これでまた、おさえの役者が演技力ではなく、マジメさで選ばれる流れが加速。
ドラマも人の営み、なまものだったんですね。想定外すぎて、まいりました。
ずっと電気グルーヴ
伝説がいっぱい
先日のNHKの電気グルーヴライブも、余裕しゃくしゃく。
『Shangri-La』(シャングリラ)しか知らなくても、ピエール瀧のパフォーマンスは目を引くものがあります。富士山のかぶりものでもクール。
石野卓球は出会ったとき、長いつきあいになるとわかったと言ってました。時間がつくったものが、見えるような空気。いい関係だな~としみじみ思いましたが。
あきらかになってから、ワイドショーでピエール瀧そっくりなお父さんを見ました。しっかりしたコメントに、胸がいたみます。子どもは、親のよろこびなのに。
いちおしモノノケダンス
アニメ「墓場鬼太郎」のオープニングテーマ『モノノケダンス』のMV。
貸本マンガ風アニメーションは、あやしい紙芝居のよう。アニメ「妖怪伝猫目小僧」を思わせるペープサートにワクワク。
カーステレオから流れるのは、いかしたテクノミュージック。赤いスポーツカーに乗っている恋人たち。
つのだじろうの「うしろの百太郎」っぽいタッチの絵柄。飛ぶ火の玉は実写?
子泣きじじいにキョンシー、モノノケたちの行進。ゆらめく明かりは、お祭りのランプ。見世物小屋のいかがわしさ、そのままに。
いだてん大逆転
静岡市のPRソング「まるちゃんの静岡音頭」もさくらももこの作詞で、歌っているのはピエール瀧。縁は良縁にも悪縁にもなるんですね。
「ピエール瀧のしょんないTV」スポットCMの笑顔が、やるせない。カピバラ、たしかに似ています。
よりによって、今やらかすことないだろ~と思いました。が、クドカンのことです。
一視聴者だってガックリくる、とんでもないアクシデント。でも、彼なら衝撃を変換してくれるはず。
これからも「いだてん」に期待しています。