第3回「ツイカセンシ」
寝起きだって、大好きなキャラクターの声で起こされるならシアワセ。
しかし職場で特オタであることは、だれも知らない知られちゃいけないのである。
デビルマンかっ? とツッコミいれたいオープニング。
そういえば寺田心くんの「ダミアン」呼びも、どれくらい通じるんでしょう。
映画『オーメン』で666の悪魔のしるしをもつ子どもダミアン。
1976年公開から、続編映画やリメイク版にテレビドラマ版までいろいろ。
名優グレゴリー・ペック主演でも、ダミアンの印象のほうが強烈でした。
呼ばれるダミアンくんは、ちと迷惑?
「なんかリアルってまるで怪人だね」というダミアン。
仲村ちゃんとダミアンが寝ころぶのは、公園遊具のピンクの富士山。
ガガガファンの名所になりそうですね。
センシツイカ作戦
布教開始
「こうして誰かに悩みを話せるっていいですね」と吉田さんにいう仲村ちゃん。
おいおい、今まで友だちいなかったのかよ?
ネガティブな話しないつきあいも、それはそれでさびしい気がしますね。
「仲村さんも、センシ追加してみませんか? 」
イケメン俳優好きの職場の人を仲間にするため、デビュー作の特撮作品DVDを貸す流れ。
特撮の女幹部と化した吉田さん、気合入ってます。
赤髪ロングヘアーにデビルな黒いツノ。
「仲間づくりは狩りです」
いやいや追いつめるより、一本釣りでしょう。
そこ大事なとこ
(作品を見れば、特撮は黒歴史なんかじゃないとわかるはず。)と思いたい仲村ちゃん。
いやいやわからないから、ゆきちゃんさんに黒歴史といわれてしまうのです。
昨日貸した6時間分のDVDを返すゆきちゃんに「徹夜した? 」と質問すると。
「変なロボとか変身のシーンとばしてたら、意外と早くおわっちゃって」
特オタのメインは、ゆきちゃんにはイケメン俳優の顔が見えないざんねんシーン。
余裕のリリース
それでも余裕の吉田司令官のいうことには。
「今回は、このあたりで引いてみましょう」
いったん特撮にイケメンがいることを、おぼえたサーモンゆきちゃん。
また新たなイケメンを求めて、特撮の川にもどってくるのを待つ作戦です。
こぼれた飲み物が、DVDにかからなくてよかったと思いました。
回転寿司にいたマイケル富岡、いつのまにか松崎しげる化。
任侠さんも癒やしになってなにより。
ただおまわりさんが、エマージェイソンの頭たたくシーンだけは余計。
ツイカセンシ登場
追加戦士セロトルは、とちゅうで加わる花形戦士。
吉田さんに誘われ仲村ちゃんもグリーティング(握手や写真撮影などヒーローとふれあえる場)に初参加。
「今のヒーローは今しか会えないんですよ」
仲村ちゃんは、吉田さんのコトバに背をおされてセロトルと握手します。
そこを北代さんに目撃されてしまいました。
追いかけて話そうとする仲村ちゃんに、オタク全否定の北代さん。
「ああいうのにいい年して、はしゃいで見苦しいと思わない? 」
子ども時代のお母ちゃんの思い出が、よみがえります。
女の子らしさを期待されて、苦しかったこと。
鏡のおかあちゃんは、ゲンカ将軍に変身していました。
「北代さんに迷惑かけてるとは思いません」
「こうして話しかけられるのが迷惑なのよ! 」
とりつく島もない北代さんに、ショックを受ける仲村ちゃん。
「おまえの存在が許せないのだ」と語るゲンカ将軍にも打ちのめされてしまいます。
北代さんの正体
北代さんの忘れもののパスケースに、アイドルのイクトゥス(ファン同士が気づく隠れシンボル)
(イクトゥスかっけー!ギリシャ語で初期のキリスト教徒が使っていたそうな。)
吉田さんの指摘で気づかされます。
北代さんは、仲村ちゃんを無自覚なオープンオタと勘違いしてるのでは。
チャラ彦の情報によって、隠れオタではないと思われていたもよう。
今までの北代さんとのやりとりに、頭をかかえる仲村ちゃん。
秘密基地から塾へ
通路がジュウショウワンの秘密基地だというダミアン。
塾のあかりを見ると帰りたくなるといいます。
それでも、ジュウショウワンの決めポーズを見てほほえむダミアン。
(ちょっとだけ心くんの素っぽい?)
出撃のさいは、メカニカルスタッフとなってサポート。
「出動だ!」とジュウショウワンとかけだします。
「今日の算数は、てごわそうだぞ」といわれれば
「だいじょうぶだ、予習訓練してきたからな」と答えるダミアン。
「この通路を通ると塾に行くのが、ちょっとだけ楽しくなるんだ」
追加戦士はデレない
自分のイヤなものと向きあおうとするダミアンに、励まされた仲村ちゃん。
北代さんと近づく勇気をもらって、忘れもののパスケースを渡そうとしますが。
あまりにかたくなな態度に、北代さんの眉間のしわをのばしたくなりました。
仲村ちゃんは、隠れオタで北代さんの仲間と言おうとしますが。
「は?あなたが仲間?」
「は?」って発声する人と、コミュニケーションとれる気しません……。
「ほっておいてよ」
去っていく北代さんと重なるセロトルの姿。
今回北代さんの仲間加入回かと思いきや、フェイントでしたね。
たぶん北代さんのコトバは、彼女自身に向けられていたもの?
で、でもアイドルオタクと特撮オタク、ジャンル違いはそもそもどうなん?
2月8日(金)第4回「オタクノキモチ」が気になりすぎます。