柴犬は好きですか?
モフモフは、見てよしさわってよし。
そんな柴犬を愛でる、ニッチなドラマができました。
おりしも世は、おっさんブーム。
2018年『おっさんずラブ』の流れは、2019年も続くようです。
『わたしのおじさんーWATAOJI』では、とうとう遠藤憲一が毒舌妖精に。
『バイプレイヤーズ』で共演した光石研は『デザイナー渋井直人の休日』へ。
そこに、ダークホース渋川清彦の登場です。
街の公園で柴犬連れたおっさん3人が、だらだらしゃべるだけのドラマ。
究極のひまつぶしコンテンツを、味わってみませんか?
渋川清彦ってどんな人?
主演の渋川清彦は、1974年生まれの44歳。
19歳の時に来日していた写真家に声をかけられて、モデルの道へ。
1997年に『踊る大捜査線』で俳優デビュー後、多くのドラマ映画に出演。
『西郷どん』の板垣退助も演じていましたね。
2018年の映画出演数は、なんと13本!
バイプレイヤーとして活躍、俳優人生20周年で連続ドラマ初主演。
映画『タナトス』では、ボクシング界の人が俳優に?と思いました。
ボクシングの空気感ただよわせて、主張するのではなく引く演技。
モデルから俳優になった井浦新と同じく、ブランドも手がけているとのこと。
一見フツーで、そこはかとなくおしゃれな着こなしにも注目!
豊田利晃監督作品で映画デビューして以来、欠かさず出演しているそうです。
芸名も、生まれ故郷の群馬県渋川市からつけたとのこと。
長いながい出演リストとそんなエピソードに、真面目な性格が想像できますね。
モフモフに癒される
『柴公園』(ステキなネーミング!)は、街の風景とおだやかなナレーションで始まります。
一瞬『深夜食堂』を思いうかべましたが、あたるパパ(渋川清彦)の笑顔で空気一変。
演技じゃないでしょ?メロメロでしょ!
とろけちゃうのも、納得のわんこ盛り。
企画・脚本は、永森裕二。
猫侍、猫忍、幼獣マメシバなど、モフモフ好きにはたまらない作品を作っています。
佐藤二朗も、マメシバシリーズのあの役で期待大。
『柴公園』は、茶柴、黒柴、白柴まで柴犬づくし。
目の保養になります。
おっさん3人の絵面は、なかなかジミーズ。だが、そこがいい。
柴犬たちがいいこで座ってるのが、いじらしいったらありません。
おっさん版『セトウツミ』
じわじわがお約束
男子高校生の瀬戸と内海がただしゃべるだけのドラマ『セトウツミ』が大好きです。
原作コミックも映画も、みんなちがってみんなイイ。
瀬戸を演じた葉山奨之出演作チェックも欠かせません。
『忘却のサチコ』のモンスター新人も、『ゆとりですがなにか』の太賀といい勝負。
それでも『セトウツミ』第1回は、どハマりするとは思いもよらず。
淡々とすすむ物語は、じわじわ来るのがお約束。
衝撃のまったり感
あたるパパ、じっちゃんパパ、さちこパパと呼びあうけど、名前は知らない。
それでも、普段思っていることを、なんでも話せる距離感。
第1話は「じもぴー」人に注意するってできますか?
第2話は犬に服を着せるか問題。
これまた意見わかれそうですね。
回をかさねると見るほうも慣れて、もっと楽しめそうな予感。
2019年6月には劇場版『柴公園』も公開されます。
あなたも、柴公園に行きませんか?