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萩原健一ライブ37年前って本当?時代を超越する歌とファッション

歌に浸るレッサーパンダ

【ザ・スター熱狂乱舞】は、1982年フジテレビで放送されたショーケンこと萩原健一のライブ番組です。

37年を経て、歌謡ポップスチャンネルにてCS初放送となりました。

今もなにかと話題の沢田研二は、60年代ザ・タイガースのボーカル。

『廃墟の鳩』や『青い鳥』が子どもごごろにも好きでした。

ザ・カーナビーツの『好きさ好きさ好きさ』もいいですよね。

(テニスの王子様の跡部景吾版も!『バレンタイン・キッス』までしかチェックしてない敗北感。)

同じくグループサウンズのザ・テンプターズのボーカル萩原健一。

『神様お願い』『エメラルドの伝説』など、ロマンチックな世界観をきわめていました。

解散後の萩原健一は、「傷だらけの天使」「前略おふくろ様」など、彼の個性がいきるドラマや映画で活躍します。

知っている曲は『ラストダンスを私に』だけ。歌っている姿を知らずに見てみました。

昭和感どこに?

グレーのカーディガンに、白シャツとパンツと服装はいたってシンプル。

ベレーと首元スカーフの濃緑がアクセント。ハンパなヒゲも計算されたようなこなれ感。

時代はどっぷり昭和なのに、まるで今日のライブのようです。

当時からショーケン、ダンディで有名でしたか?

チェ・ゲバラっぽいベレー、昭和も流行っていたのでしょうか。

狐につままれるって、こういう時につかうのかも。

見るほどに、動きも顔もカッコよく思えてきました。

ジャンル☆ショーケン

 「自分のどういう部分が好きだっていうかんじあります?」

 「笑われるかもしんないけど、正直なトコ」

ロック・フォーク・ジャズ・ブルース。音楽は自由というけれど、意外とかっちりこの動きこの歌い方と決まっているように思えます。

なんなら誰に影響されて歌いはじめたのかまで、全部わかる歌い手も。

『AH!HA!』第1声は、憂歌団ぽい?意外と一本調子?全部聞かなくてもいいかと思ったのに。

自在にステージを泳ぐようなパフォーマンスに、1曲終わる頃にはからめ取られていました。

バックバンドのギターもバイオリンもいい音ひびかせ、ショーケンワールドを後押し。

伝説のモテ男

エノケンも歌っていた『洒落男』も自分の歌にするシャレオツ感。

鼻歌調の最高峰はフレッド・アステアと思っていたけど、ジャグリングするように強弱気ままな歌う人もいたんですね。

37年前にこのパフォーマンスして理解されたのか、気になります。

今でこそ米津玄師や野田洋次郎のような前衛舞踊するアーティストもいるけれど。

広い肩幅とムダのない体のライン。歩きまわるカーディガンの背中がカッコイイ。

火野正平の「にっぽん縦断こころ旅」見るとモテ男?なんかいい人~と思えます。

が、萩原健一は凄いのは伝わりますが、次の瞬間なんぞやらかしそうな緊迫感まで。

曲の合間に語るコトバと表情は真っすぐで、ギャップ萌えせずにはいられません。

ラストダンスは私に

途中で低身長レスラーの面々が、ブラックスーツで登場。

彼らを、当時大人気だったビューティペアの前座で見ました。

スキンヘッドでマットの上をツーッとすべる技は、現実とは思えないほどのインパクト。

ひざをついて彼らと肩をくんで楽しそうに踊る萩原健一。

『シャ・ラ・ラ』観客のために歌うのではなく、自分が心地いいように歌って動く印象。

それでも魅せるパフォーマンス。もう歌を聞くというより、ショーケンを味わう時間。

歌がうまいとか気にならない場に、見るものを鷲づかみにして連れていく才能。

トム・ハンクスの映画「パンチライン」で世界を無視する才能が、語られていました。

萩原健一のパフォーマンスこそ、その証明かもしれません。

聞くだけじゃなく、見ないとわからないのがイイですね。ライブに行きたくなりました。

前回の少年少女合唱団とのコラボは見のがしたので、次回の『大坂で生まれた女』が楽しみです。